肉体的暴力の内容

DVを起こすタイプの男性は、一見とても感じが良く優し気に見える人であることが大半です。外では非常に礼儀正しく妻を献身的に気遣う姿勢を見せるのに、一歩家庭内の閉ざされた環境に入ると悪魔のように豹変して暴力をふるったり、暴言の限りを尽くすという特徴を、ストリートエンジェル・ハウスデビルといいます。
肉体的暴力としては、殴る・蹴る・物を使って打つ・刃物などを身体に突きつける・髪を引っ張る・首を絞める・引きずり回す・物を投げつける・突き飛ばすという恐ろしい行為が日常的に繰り返されます。
被害者は恐怖感と無力感で雁字搦めにされて逃げ出す気力を失くし、加害者はそんな被害者を自分のストレス発散の道具として利用し続けるという負のスパイラルによってどんどん深みにはまっていきます。周囲の人間が異変に気付く頃には、問題が容易に解決できないレベルにまで進行してしまっている事も少なくありません。
DVの加害者は、ケガをするような激しい暴力をふるった後には、人が変わったように優しくなって傷の手当をしたり、被害者を慈しむようになります。しかしそのような期間は長くは続かず、しばらくすると再び緊張が高まり、溜まったフラストレーションを暴力へ向けて爆発させます。
自分がDVにあっているのではないかと気づいたら、すぐに相談機関へ相談することが大切なのです。